「小学校のクラス会」(叙勲を祝う会)

大石です

今から45年ほど前の小学校3年・4年生。当時の担任の先生が、昨年の秋、叙勲を受賞されました。

私が生まれ育ったのは、神奈川県三浦市。当時6クラスあった小学校も、残念ながら数年前に廃校となりました。

その先生の「叙勲を祝う会」が来月頭にあり、またとない機会なので出張を兼ねて出席する予定です。

出席にあたり、せっかく漆器屋をやっているので、何か先生に使ってもらえる商品が無いか?と考えたところ、

2年ほど前に作った「オリジナルの漆塗り木製汁椀」を思いつきました。

漆塗り夫婦椀

実はこちらのお椀を塗っていただいた方は、昨年の秋「現代の名工」に選ばれた漆塗り職人さんです。

自分の身近に、その道を究めた方が2人もいる。。。とても驚きです。

漆塗りの汁椀も2年の月日が経つとしっかりと漆が乾いて、外側の溜の色の濃淡がくっきりと出てきました。

漆塗り汁椀

今回は「溜内朱と溜内黒の2客」で夫婦椀としてお渡しするつもりです。

当時、相当な悪ガキだった私ですが怒られた記憶があまりなく、いつも笑顔が絶えなかった先生。

校庭でボール(ドッジボール)を天高く蹴り上げ、それを我先にと追いかけていた光景。

45年と長い年月が経った今でも数々の記憶が鮮明に蘇ってきます。

いつまでもこの汁椀で、奥さんと末永くお味噌汁を飲んでいただけたら幸せです。

先生、喜んでくれるかなぁ?