2019.03.20
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漆の木の植栽
17日の日曜日。漆器組合の事業の一環として漆の苗木を植える取り組みがあり、朝10時から参加を予定していましたが、朝からあいにくの雨。
結局、中止となりました。
↓写真は2年前に参加した時のものです。
ここ最近修理等で、漆塗りの漆器の塗り直しを承ることが多くなりました。
実際に使われている漆は国産ではないものがほとんどで、国産の漆は本当に貴重で高価なものです。
漆の苗木は約10年ほどで、樹液を採取できる大きさに育つそうです。
天然素材の漆は地球環境に負荷を与えることが少ない素材であることに間違いはありません。
10年先、20年先、この越前漆器の地元で採取された漆で作られた”漆器”本物のJAPANを手に取る日がくることを待ち望んでいます。