梅雨の時期の塗装

日本の広い範囲で豪雨により甚大な被害が生じていること、それにより不安な思いをかかえていらっしゃる方が本当に多いことを思うと心が痛みます。
被害に遭われた地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く、いつもの日常が戻ってきますように。




今年の梅雨は本当に雨降りばかりで、湿度がものすごく高い日が続いています。

この湿度の高さは、塗装加工にも影響を及ぼします。

先日、塗装加工をする職人さんと話していたのですが、高湿度は高い艶を出したくても思うようにいかないというのです。
例えば、すごくピカピカの艶に仕上げたいという場合でも、やや消えた艶になってしまうそうです。
逆に、艶消しにしたい場合は、問題ないということだと思うのですが、もしかすると、思ったより消えてしまうのかもしれません。



化学塗装ではなく、漆塗りの職人さんもこの季節はとても嫌がります。
早く乾きすぎるため、縮りやすいのです。

漆塗りはある程度の湿度、温度の管理の元、ゆっくり乾いていくというのが理想で、高すぎても、低すぎても上手く乾かないということです。

このジメジメした梅雨が早く明けるといいですね。