すべり止めのお盆の短所
こんにちは、大石です。
私は早起きが苦手で、寒い冬は特に布団からなかなか出れなくて困っているのですが、ここ最近ようやく寒さが和らいできたおかげで朝起きるのが苦痛ではなくなってきました。
考えてみると、もう3月ですもんね♪
すべり止めのお盆は使いやすいのか?
最近では、業務用漆器のお盆といえばすべり止めのお盆は一般的になってきました。
一般的になってきたということは、使い勝手がいいと感じていただいている証拠なのでしょう。
すべり止めのお盆の長所は、
すべらない(すべりにくいといった方がいいかもしれません)
ということです。当たり前ですが(笑)
確かに、お盆の上にお皿やお椀などを載せて運ぶ際、すべりにくいというのは大事なポイントです。
そんなすべり止め加工ですが、
長所もあれば短所もあるわけで、以下短所をまとめてみました。
短所① 指紋やほこりが目立つ
すべり止め加工が強ければ強いほど指紋やほこりは目立ちます。
最近では、弱めの加工などもありますが、置いたものがすべらないということは、空気中のほこりもくっついたらそのまま定着してしまうということですね。
短所② 修理が面倒
実際、新品のお盆を買う時に塗り直し修理を想定して買うお客様はほとんどいらっしゃらないかもしれませんが、もし長く大事に使いたいということであれば、塗装が少し剥がれてきたら買い替えるのではなく、塗り直して使うという方法もあります。
場合にもよりますが、塗り直したほうがお安く済みます。※すごく安く買ったものは新品を買い替えたほうがいいかもしれません。
すべり止め加工が施してある場合、修理は厄介です。
密着も悪いので、あまりお勧めできません。
短所③ 価格が割高
普通に塗ったお盆と比べると、その上にすべり止め加工を施すので、当然価格は上がります。
すべりにくいという長所の裏には、このような短所もあることを踏まえて、よほど気にならないのであれば普通の塗り加工でも十分かもしれません。
気になる方はまずご相談くださいね。
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